2024/4/25 木曜日 10:19
花吹雪や満開の横浜緋桜など花見客歓迎
弘前さくらまつりが開かれている弘前公園は２４日、ソメイヨシノが園内と西濠・桜のトンネルで三～五分散り、外堀と西濠西岸（左岸）で七分散りとなり、全域で散った花びらが彩る花吹雪と花筏（はないかだ）が見られた。祭り前半の主役・ソメイヨシノの見頃は過ぎたが、約３０品種の桜が植えられているピクニック広場や東門周辺では、満開の横浜緋桜や御車返し、佐野桜が花見客を歓迎するように咲き誇った。 弘前市公園緑地課が２４日発表した弘前公園さくら情報によると、園内全域で花吹雪、花筏は２７日ごろまで楽しむことができる。 同課の桜守（樹木医）が薦めるヤエザクラ厳選７品種「弘前七桜」のうちヤエベニシダレ（本丸、市民広場）は満開が続く。前日開花した弘前雪明かり（ピクニック広場、北の郭）と東錦（ピクニック広場、二の丸）、松月（北の郭、追手門付近、弘前城植物園）がいずれも咲き始めとなった。 時折青空がのぞいた２４日午前、ピクニック広場や東門付近では、ボリューム豊かな横浜緋桜などにカメラやスマートフォンのレンズを向ける訪日客や県外客の姿が見られた。川崎市から訪れた７０代の夫婦は「（桜の名所として知られる秋田県仙北市...
